せんだい探偵小説お茶会

Sendai Reading-Party of Mystery

月別: 2017年2月

31st event

第31回 せんだい探偵小説お茶会主催

(翻訳ミステリー大賞シンジケート後援)

パーシヴァル・ワイルド『検死審問 -インクエスト-』読書会

せんだい探偵小説お茶会では、3月18日(土)に第31回読書会を開催します。今回の課題本はパーシヴァル・ワイルドの「検死審問 -インクエスト-」です。

今回は翻訳ミステリーが課題本となります。

参加条件などは全くございませんので、少しでも興味がございましたら、気軽にご参加いただけると嬉しいです。



検死審問という日本では聞きなれない英米の司法制度を題材にした名作。
「法に照らし合わせて、罪の有無を決める」という一般の裁判とは異なり「死因を法的に確定させる」という何ともビミョウな制度。(あくまで私見です。)

本書は検死官リー・スローカムを中心に物語は進んでいくのですが、この検死官がとんでもない。
「法律では、わたしはなんでも好きにしていいとされている。」
とのことから、好きなように検死審問を進めていく。
例えば、やたらと審問を引き延ばそうとする理由が、陪審員は日当3ドル、検死官は1ページの証言を聴取するごとに25セント、速記者は1ページ書きあげるもしくは読み上げる毎に10セントもらえるというもの。
(しかも、速記者にはスローカムの娘を任命するという公私混同も甚だしい始末)

一見関係なさそうな証言から徐々に事件の詳細が浮き彫りにされていくストーリーは秀逸の一言。
かの江戸川乱歩が「1935年以降のベスト・テン」の1作として本作を上げているほど。

「名作は色褪せない」そんな本作を是非、ご一読。

今回は、特別ゲストとして、訳者の越前敏弥先生もいらっしゃいます。
翻訳秘話などお聞きできるチャンスです。

 

■日程:2017年3月18日 15時30分~17時30分(途中退室可)

■会場:青葉区中央市民センター 和室
(宮城県仙台市青葉区一番町2-1-4)

■参加費:一般 500円、学生 無料(会場費、諸経費等)

■持物:パーシヴァル・ワイルド『検死審問 -インクエスト-』

※各自で必要に応じて飲み物をご持参ください。(会場内に飲み物の準備はございません)

■申し込み:氏名・連絡先を明記のうえ、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡ください。

※参加申し込み頂きました方へは、主催者側から参加可能可否の返信をさせて頂いております。

これまでの読書会でも、様々な年代・性別の方にご参加いただいております。ぜひ気軽にご参加ください。

また読書会終了後には懇親会を予定しておりますので、お時間のご都合がつく方は、こちらにもぜひご参加頂ければと思います。