せんだい探偵小説お茶会

Sendai Reading-Party of Mystery

20th event

第20回 せんだい探偵小説お茶会主催

泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』読書会

せんだい探偵小説お茶会では、7月26日(日)に第20回読書会を開催します。今回の課題本は泡坂妻夫の『亜愛一郎の狼狽』です。

今回は国内ミステリーが課題本となります。

参加条件などは全くございませんので、少しでも興味がございましたら、気軽にご参加いただけると嬉しいです。

 

亜愛一郎の狼狽

 

2013年、ドラマ化もされた作品。
また、泡坂妻夫と言えば『11枚のトランプ』や『乱れからくり』といったオールタイムベストに選ばれるような作品を思い浮かべる人も多いことでしょう。
ですが、今回は『亜愛一郎の狼狽』です。
しかし・・・そんな泡坂妻夫ですら今回もホストは未読です。。。
いったい今まで何を読んできたのやら。

というわけで、ホストからの紹介です。

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泡坂妻夫。奇想を駆使し独創的なトリック・ロジックを数多生み出し続けた、ミステリ界の魔術師。近年彼が著した“仕掛け本”、『しあわせの書』が再び脚光を浴び、巻き起こった静かなブームが記憶に新しい方も多いかと思います。

そんな泡坂氏の処女短編集にして亜愛一郎シリーズの嚆矢、『亜愛一郎の狼狽』をこの度の課題図書に指名させていただきました。東西ミステリ1985年版国内編17位、2012年版国内編16位と、長期に渡りミステリファンから高い評価を受け続けている1冊です。最早「現代の古典」と言っても過言ではないでしょう。

長身で秀麗な顔立ち、貴公子的な風貌を持ちながらも、一皮むけばドジでノロマで小心者と三枚目そのもののフリーカメラマン、亜愛一郎。そんな彼が事件に遭遇し白目を向けば、持ち前の洞察力と想像力で忽ち真相を看破してしまいます。

こんなユニークでユーモラスな名探偵像も本書の大きな魅力の1つですが、彼が遭遇する事件もどれも奇妙奇天烈なものばかり。その陰に潜む読者の心理的盲点を突く意外な真相の数々は、さすがマジシャンの顔も合わせ持つ著者の面目躍如と言えるでしょう。文章も非常に軽妙でウィットに富み、読者はあれよあれよという間に読み進め、気がつけば著者の罠に絡め取られてしまいます。ミステリファンにとって至福の体験が、そこに待っています。

独特の思考形態が早くも光るデビュー作『DL2号機事件』、暗号ミステリの極地『掘り出された童話』、著者にしか書けない唯一無二の密室『ホロボの神』等々…傑作、怪作が勢ぞろい。1度ページをめくれば、貴方も泡坂ワールドが病みつきになること間違いなし!全編驚愕と諧謔に溢れた名短編集を是非ご堪能ください。

そして宜しければ、読書会にて皆様とこの魅力を大いに語り合いたいと思っております。奮ってのご参加、心よりお待ちしております。

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■日程:2015年7月26日 15時30分~17時30分(途中退室可)

■会場:戦災復興記念館 第3和室
(青葉区大町2丁目12番1号)

■参加費:一般 500円、学生 無料(会場費、諸経費等)

■持物:泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』(創元推理文庫)

※各自で必要に応じて飲み物をご持参ください。(会場内に飲み物の準備はございません)

■申し込み:氏名・連絡先を明記のうえ、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡いただくか、Twitterにて@sendaimysteryまでリプライまたはDMを送ってください。

※携帯メールは受信できない場合があるようです。主催者側から返信の無い場合は、お手数ですがPCメールで再度ご連絡ください。

これまでの読書会でも、様々な年代・性別の方にご参加いただいております。ぜひ気軽にご参加ください。

また読書会終了後には懇親会を予定しておりますので、お時間のご都合がつく方は、こちらにもぜひご参加頂ければと思います。


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