せんだい探偵小説お茶会

Sendai Reading-Party of Mystery

45th event

  • 第45回 せんだい探偵小説お茶会主催

ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』読書会

せんだい探偵小説お茶会では、3月30日(土)に第45回読書会を開催します。今回の課題本はジョン・ディクスン・カー『三つの棺』です。

 

まずはホストからの紹介文をどうぞ。


 

〈課題書選定実績ナンバーワンのエラリー・クイーンに追いつき追い越せプロジェクト〉の第一弾は、常にクイーンと並び称される巨匠、ジョン・ディクスン・カーの巻です。

当会でこれまで読んだカーは、『ユダの窓』と『白い僧院の殺人』の二冊。いずれもカーター・ディクスン名義のヘンリー・メリヴェール卿物でしたから、今回はフェル博士物の『三つの棺』を取り上げることにしました。密室物を得意としたカーの諸作の中でもひときわ名高い代表作です。

『有栖川有栖の密室大図鑑』によれば、「『三つの棺』を読まずして密室ものを語るのは、『スター・ウォーズ』を観ずにSF映画を語るに等しい」。なるほど、うまい言い方をされますね。私に言わせれば、『スミスにおまかせ』を読まずにP・G・ウッドハウスを語ろうとするようなものなんだが、……通じないかな?

ま、それはいいとして、控えめに言ってもミステリの基本図書の一冊である本書、この機会にぜひご一読を。

本書の読みどころの一つが、フェル博士による「密室講義」。これは、江戸川乱歩が「あれは実によく出来ている。あらゆる『密室』トリックが簡潔に網羅されている。……英米の代表的な探偵小説を読めば読むほど、あの『講義』の真価が分ってくる」と評したほどの名講義なのですが、それだけに問題なきにあらず。これも密室物の古典的名作と言われるガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密』のネタバレをしてくれちゃってるんですね。

『黄色い部屋』を未読の向きは、この際同書を先に読むか、それがかなわぬ場合には「密室講義」が語られる第17章を飛ばして読むか(それで筋が分からなくなることはない)していただく必要があるでしょう。私としては断然前者をおすすめしますけれど。


■日程:2019年3月30日 15時30分~17時30分(途中退室可)

■会場:青葉区中央市民センター(第1会議室)
(〒980-0811 青葉区一番町2丁目1番4号)

■参加費:一般 500円、学生 無料(会場費、諸経費等)

■持物:ジョン・ディクスン・カー『三つの棺(新訳版)』(加賀山卓朗訳 ハヤカワ・ミステリ文庫)
※定員は先着順で15名とさせていただきます。
※各自で必要に応じて飲み物をご持参ください。会場内に飲み物の準備はございません。

■申し込み :氏名・連絡先を明記のうえ、 sendai.mystery@gmail.com までご連絡ください。
※参加申し込み頂きました方へは、主催者側から受付完了のお知らせメールを返信いたします。

これまでの読書会でも、様々な年代・性別の方にご参加いただいております。ぜひ気軽にご参加ください。

また読書会終了後には懇親会を予定しておりますので、お時間のご都合がつく方は、こちらにもぜひご参加頂ければと思います。

 


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